短期間で仕事を辞めない、病まないコツをお伝えします
こんにちわ、さくのんです。
みなさまは、転職したことがありますか? わたしは、適応障害やうつ病の繰り返しで職を転々としてきました。今の職場ではかろうじて、5年程居させて貰っていますが、この先はどうなるか分かりません。最近、他部署のヘルプに入り新人さんに仕事を教えることが多いのですが、わたしにはこの仕事は無理と度々退職されて心が折れかけています。新人さんの中には、パソコンを初めて触った人や、事務職が初めてな方など色々な方がいらっしゃいました。
本日は、折角入職した仕事を短期間でもう無理、と諦めて辞めない、病まないコツをお伝えします。
最初から出来ないのは、当たり前です
まだ入職して1週間も経っていないのに、「わたしには出来ないです」や「わたしに出来るかどうか分からないです」と不安がる人がいらっしゃいました。
この先、やっていけるかどうか焦る気持ちは分かりますが、よく考えてみて下さい。
入職して1週間も経っていないのに、仕事が完璧にこなせる人っていると思いますか?
わたしは、1週間でようやく身近な人の名前と顔が一致するレベルです。
たった1週間で何年も同じ仕事をしている人と同じレベルになるには、絶対に無理です。周りも、そんなことは求めていません。
「わたしには出来ない」や、「出来るかどうか分からない」という不安は一旦置いておいて、最初から出来ないのは当たり前なんだ、と、開き直って欲しいです。
不安がっていると普段なら当たり前にメモを取ったり、人の話を聞くことも出来なくなって頭が真っ白になり余計に分からなくなってしまいます。
どうか、開き直ってください。
メモの取り方に注意しましょう
メモってどうやって取ってますか? 取り方は人それぞれ色々とあると思いますが、
何人かを見てきてこれは止めたほうが良いなと思ったことをお伝えします。
メモを取らない
メモの取り方が分からないのでしょうか、メモを取らずにひたすら聞いている方がいらっしゃいました。間にメモを取ってくださいとお伝えしたら少し書いて下さる程度でした。聞きながら覚えるタイプなのでしょうか、とこちらも開き直ってメモを取らない方に合わせていたのですが、結果は仕事を覚えるどころか、何をやったら良いのか分からない上に、何が分からないのかも分からないという結果に終わりました。
初めての仕事をメモを見ずに、仕事をするには無理があります。最低限のメモは取って欲しいです。メモを取るのが苦手で遅くなる様でしたらそのことをお伝えしてください。たいていの人は、そう言われたら待ちますし、合わせてくれますよ。
裏紙をメモ帳代わりにしている
A4サイズの裏紙を4枚に切った束をメモ帳代わりにしている方もいらっしゃいました。後で、ノートにまとめるから大丈夫ですとのことでしたが、業務時間内にノートに書き写すのは難しい場合もあります。家でまとめます、との声も聞くのですが個人情報の持ち出しは禁止されている上に、専用端末を使われている場合は職場しかないので職場の端末を見ながらではないと分からない部分もあります。
その上、書いたメモが行方不明に……なんてこともありました。
裏紙は便利ですが、最初からノートに書いた方がまとめる時間もいりません。
自分しか見ないノートですから、汚い字でも良いですし綺麗に書く必要はないです。
同じ内容のメモを複数回取る
同じ内容のメモを何度も取る方がいらっしゃいました。後から見返した時に、訳が分からなくなったり、どこに何が書いてあるのか分からなくなっていることがよくありました。
何度も同じ内容をメモを取るのは止めたほうが良いです。
始業前に、メモを読み直したりして一度頭の中を整理をしてみて下さい。メモの内容と記憶が一致すれば、二度三度と同じことを書かなくなります。
分からないことは分からないままにしないで下さい
分からないことを分からないままにすることは、教える側が一番不安になる行為です。仕事の良し悪しは、置いておいて「分からないことは、分からない」ときちんと伝えてくれる人の方が教える側も安心します。
一番、不安になるのは本当は分かっていないのに、分かっているフリをしたりその場の雰囲気で大丈夫と流してしまう方です。
教える側も最初から完璧を求めていないので、堂々と分からないことは分からないと伝えて下さい。むしろ、どこが分からないのかを言って下さると有難いです。
自分から挨拶や話しかけるのも良いかもしれません
入職したばかりの方は、職場に馴染むのが大変だと思います。実は、わたしの様な人見知りは、新しい方を受け入れるのに、いっぱいいっぱいだったりします。気合で乗り越えますが、新人さんに初めて会う前日は頓服を飲んで抑えたりもしています(*´▽`*)
職場には色々な方がいますので、自分から挨拶をしたり積極的に話しかけて貴方のことを覚えてもらった方がお得です。前もって仕事の○○が苦手なんです、と伝えておくのも良いかもしれません。苦手な仕事を分かっていたら、フォローが出来ますし、色々な人から教えてもらえることも出来ます。
退職しないためのコツですが、このコツは人間関係が良好の場合にのみ成り立ちます。
「何度同じことを聞くの?」と威圧的な態度を取る人が居たりその人のせいで、心が病んでしまう場合は早めに逃げましょう。
威圧的な人との関わりが、仕事を教えて貰う間だけなら我慢も出来るかもしれませんがそれがずっと続くなるとなると心が病んでしまいます。
入職したばかりなのに、仕事内容で病んでしまうのはもったいないのでなんとかしたいと考えますが、人間関係が原因なら話は別です。自分の心は自分で守ってあげて下さい。
まとめ
本日は、折角入職したのだから仕事内容が原因で短期間で辞めない、病まないコツをお伝えしました。
是非、入職されたばかりの方は、最初から出来ないことは当たり前なんだと開き直ってメンタル面を強化しつつ、メモを後から見返してみて自分が分りやすい様に取ってください。
職場の人に声をかけて、仕事の○○が苦手なんですとアピールするのも大事です。フォローをして貰える上に、色々な人から教えて貰うことも出来ます。
無理のない様に、自分のペースで仕事を覚えていきましょう(*´▽`*)